老年歯科医学会

どうも、院長です。


土曜の早朝から行ってまいりました、横浜。
初めての上野東京ラインを使って。
TX沿線に住んでいる人間にとっては全く関係ないと思っていましたが、TXを北千住で常磐線に乗り換えると意外と便利!
東京駅で乗り換えましたが常磐線から東海道線への乗り換えが同じホームなので、楽!
帰りは横浜から高崎線で上野まできて向かいのホームの常磐線に。
タイミングが合うといい感じです。
TXで秋葉原まで行くよりほんの少しですが安いし、何せあの秋葉原での乗り換えがない分いいですね。
東京・品川方面に出るときはいいかも。
完全に寝不足なので、とにかく電車で寝ました

さてその学会ですが、今年はパシフィコ横浜で老年学会総会と併催でした。(ほんとは金曜日から)
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老年学会、老年医学会、老年社会科学会、基礎老化学会、ケアマネジメント学会、老年看護学会、老年精神医学会そして老年歯科医学会。
どおりで周りのホテルがとれないわけだ…。(結局鶴見泊)

その老年学会ですが、土曜の読売新聞の一面トップに初日の会議の中からこんな記事がでてました(以下はネット版)

高齢者、5~10歳若いゾ!定義の変更必要?
読売新聞 6月13日(土)0時18分配信
 日本老年学会は12日、65歳以上の高齢者の身体、知的機能や健康状態についての分析結果を発表した。
 最新の科学データを総合すると、「現在の高齢者は10~20年前に比べて、5~10歳は若返っていると想定される」と評価。高齢者の健康状態は個人差が大きいが、「高齢者が就労やボランティア活動などに参加できる社会を創ることが今後の超高齢社会を活力あるものにするために大切だ」との声明を出した。
 知的機能については、日本大の内藤佳津雄教授(心理学)らが、国立長寿医療研究センター(愛知県大府市)が大府市の40歳以上の住民約2300人に実施してきた知能検査のデータを分析。認知症がなく、健康状態の良い高齢者の集団では、ほとんどの検査項目で60~70歳代の成績が向上し、2010年の70歳代は10年前の10歳程度若い人たちと同等の成績だった。
 病気にかかる割合については、東京大の秋下雅弘教授(老年医学)が全国の65~79歳の高齢者が1996~2011年に医療機関で治療を受けた割合を分析。75~79歳の女性では脳卒中で治療を受けた割合が3分の1近くになるなど、脳卒中、心筋梗塞、骨粗しょう症で大きく減っていた。この他にもアルツハイマー病を除く、ほぼ全ての病気で低下傾向にあり、これに伴い、要介護認定率もほぼ全ての年代で低下した。秋下教授は、定期的な運動など生活習慣が改善したのが原因ではないかと指摘。65~79歳の高齢者の健康状態は5~10歳程度改善している可能性があるとした。
 身体機能では、桜美林大の鈴木隆雄教授(同)が、1992年と2002年に秋田県で実施された高齢者の調査のデータを比較、歩く速さや握力、片足立ちの時間などが各年代で向上していたことを報告した。この地域では、その後の調査でも身体機能が改善しているデータも出ているという。
 同学会では、今後、これらのデータを基に、現在65歳以上とされている高齢者の定義を変更する必要があるかどうかも検討する。



健康寿命が延びているってことで、喜ばしいことですね。
社会的にも経済的にも好影響だとおもいます。


さてさて学会ですが、朝9時前について最初の2時間半は高齢者に対する周術期口腔機能管理についてのシンポジウム。
うーむ、講演云々の前に聴講環境が悪い…。
看護と歯科は展示場のほうだったのですが、会場パイプいすでしかも連結されているので狭い!
肩幅の広めな私はなかなか間には座りにくいし、ペラペラだからお尻が痛い!
二日間苦行だなと思いながら、最初の行を終えました。

昼はランチョンセミナー。
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別にただの弁当でしたが一応。
認知症のひとの生き方に寄り添う支援についての話で、レビー小体型認知症の話や、支援から看取りまでの話を聞いてきました。

午後はまず教育講演。
超高齢社会に必要な歯科医療の在り方という題名の講演でした。
演者の米山先生のお話は以前もどこかで聞いたことがありますが、実に情熱的な先生です。

そのあとは課題口演、若手の会シンポジウム、ポスター展示、企業展示を転々と。
企業展示はやっぱり医科と一緒なのでいつもよりは面白い。
非侵襲型の測定機がいろいろあって、内科疾患の発症リスクがわかる最終糖化生成物の測定器や有害重金属と必須ミネラル成分の測定器を試してきました。
最終糖化生成物については36歳レベルとのことでかなりいい数値が、有害重金属はカドミウムと水銀が少々高めでしたが基本問題なしで最近ニュースになったタリウムも問題なしでした
ヨーロッパの機器ですが、やはり医療費タダの国はこういう予防医学のための検査技術が進んでいる(おそらく国から奨励されているのでしょう)のだなと感じました。
あと、タニタの200万円以上する高精度の体組成計にも載ってきました。
体脂肪率16.2%、基礎代謝量1828kcal、筋肉量は全域で標準領域を超えて多く、脂肪量は全域マイナス標準内でした
あと5%絞らないとハリルJAPANに入れないな(笑)


おわって、夜は医局の皆が学会の懇親会に出たり帰ったりのようなので、一人クイーンズスクエアに。
以前来たのは結婚する少し前かなと思うので10~11年ぶり!
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カウンターでひとりハードロックカフェ。
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シーザーサラダにチキンを乗せたやつだけとビールを1ℓほど。
体組成計の結果に気を良くして、でもこれでいいのか?
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桜木町の駅前から。
綺麗でした。
山崎まさよしの歌詞が浮かんできた時点で少々の酔いを自覚し、空きっ腹に1ℓは効くな、なんて思ったりして
あとは鶴見のホテルでちょっと飲み、寝不足のせいか9時には寝ちゃいました。

二日目、睡眠十分ですが9時からまた苦行。
医局の教授が座長を務める、健康長寿社会のために歯科はどのように関与できるか、というシンポジウム。
小児期から壮年期・中年期そして高齢期の食育から口腔管理の話まで興味深く聞いてきました。
が、どうにも窮屈な二時間半。
軽い人や小さい人は楽なのかな?

今日もお昼はランチョンセミナー。
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またまた弁当の写真に何の意味もないのですがつい…。
ちょっと米が多いな。
内容は学生や新人医局員の研修用に使うロボットについて。
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以前昭和大学の若い女性のものは紹介しましたが、これは日本歯科大学が別に20代のモデルを作っていたやつを無歯顎の高齢者にモデファイしたもの。
近くで見てきましたがリアルです。
動くししゃべるし。
私にとってはもはや必要性はみじんもありませんが、こんな素晴らしいモデルで訓練ができる研修医さんは幸せですね。
技術の進歩ってやっぱり凄い!
患者さんの幸せにもつながりますしね。

午後の最初の特別講演は作家の北方謙三さんの『食べる、老いる、生きる』。
思いっきりノープランな感じでためになる話ではなかったですがすごく面白かったです
市民公開すればよかったのになぁ。

あとは国際セッションだったのでここで終了にして帰ってきました。

来年は徳島
微妙ですが学会でもないと行かなそうだし、前向きに
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